宮迫博之、地上波復帰が白紙に
元「雨上がり決死隊」の宮迫博之(54)は、5月31日に自身のYouTubeチャンネルを更新し、5年ぶりとなるはずだったテレビ出演が白紙になったことを報告しました。
動画タイトルは「地上波復帰が白紙になりました」。
動画内では、お蔵入りとなった番組の担当プロデューサーである高島怜央氏(タレントボックス社)を招き、事情を説明しました。
番組内容と経緯
宮迫が出演予定だった番組「匠の教室」は、TVタレントや俳優、声優などプロを目指す人々に対し、さまざまな分野のプロが思いを語るという内容です。過去には『TKO』木本武宏も出演し、投資トラブルについて語っていました。
高島氏は個人的に宮迫のファンであり、自らの意向で宮迫にオファーを出しました。
打ち合わせを経て、4月23日に収録が行われ、5月13日にコンプライアンスチェックの会社にVTRを納品しました。
22日に千葉テレビに納品が完了し、28日に番組の告知をしたところ、ネットやSNSで大きな反響がありました。
しかし翌日、千葉テレビは公式サイトで次のように発表しました。
《ネットニュース等で報道されている宮迫博之氏出演の番組は、そのような通告もなく外部の制作会社によって制作されたものです。よって当番組の放送の予定はありません。以上》
宮迫の反応と今後の展望
宮迫によると、収録は非常に面白く、「笑いのソニックブームで窓ガラスが全部割れたましたもんね! 笑ニックブーム。生徒が笑いすぎて気絶してた!」と、自らのパフォーマンスに自信を示しました。
また、動画内では「まだ諦めてません」「オファーお待ちしております」「頑張ります!」と意気込みを語りました。
今回の放送中止については、多額の制作費を無駄にしてでも番組を捨てるという千葉テレビの対応に問題があると指摘されました。
テレビ業界の反応と宮迫への影響
民放テレビ局関係者によれば、今回の千葉テレビの対応は宮迫への配慮や謝罪が欠けており、宮迫が完全に被害者であるとしています。
また、今回の件が「宮迫はテレビNG」という印象を強め、他の番組が宮迫を起用することをためらう可能性が高まっています。
背景にある問題
宮迫の出演がここまでNGとされる理由として、吉本興業への忖度が挙げられます。
闇営業問題後の会見で、宮迫が吉本興業の岡本社長に反旗を翻したことが大きな要因です。
吉本興業にとって、宮迫は「敵」であり、テレビ局が未だにその影響を感じているとの指摘があります。
宮迫はアンチからのコメントにも屈せず、「全然へこたれてませんし、何もあなたたちの言葉響いておりません」と強調し、再起への意欲を見せました。
まとめ
宮迫博之の地上波復帰は依然として厳しい状況にありますが、彼は決して諦めていません。
今後の展開に注目が集まる中、彼が再び地上波に復帰できる日が来るのか、ファンや業界関係者の間で関心が高まっています。